小学館が刊行する少女漫画雑誌「ちゃお」の表紙にオードリー・春日が登場し、衝撃が走っている。
「通常、毎月3日に発売されている月刊誌ですが、年末年始の関係で12月末に発売された2月号で、表紙の誌名の『ち』の字の輪っかの中に春日がひょっこりと収まり、『オードリー春日が伝授♪お金ケチケチ大作戦!!』という特集タイトルまで打たれています。少女マンガらしいキラキラとした装飾や、可愛らしい漫画キャラクターのイラストの中に、いつものピンクのカーディガンを着たキッチリ横分けの春日は異様な存在感を放っています」(エンタメ誌ライター)
蛇腹折りのカラーページで展開している特集では、バラエティ番組で度々披露している春日の“ドケチ”テクニックを公開。
「その節約術というのも、『ジュースはアメと水で作る』『匂いをおかずにご飯を食べる』『シャワーを使わずに赤ちゃんのおしりふきで体を拭く』といった、本当に読者層の少女がやっていたら切なくなりそうなテクニックばかり。ジュースはともかく、光熱費を払っている子供はまずいないでしょうし、おかずナシの食事というのは、あまりに特殊な家庭事情でないと起こりにくいシチュエーション。まあ、さすがに子供でも“ネタ”とわかるほどの内容ですが、それにしても“振り切った”ページですね」(前出・エンタメ誌ライター)
以前には、デヴィ夫人による「笑顔の多い生活をするのよ」「服は自分を引き立ててくれるものを選びなさい」「正しい日本語を使いましょう」といった「人生指南」を特集したこともある同誌。
「少女向けの漫画誌といえば、『なかよし』『りぼん』がライバル誌になりますが、現在は発行部数において『ちゃお』の一人勝ち状態。もちろん、掲載されている作品の力によるところが大きいですが、このような奇抜なアイデアを実現する“勢い”が、売り上げに少なからず影響しているのではないでしょうか」(前出・エンタメ誌ライター)
ツイッター上でも「前月のデヴィ夫人といい、今月のオードリー春日といい、ちゃおは攻めてるなぁ」「デヴィ夫人も春日も現実のくせにコミック風のデフォルメが効いた容姿をしているせいか、違和感というほどの違和感がなく、でも冷静になるとやっぱりおかしい」「企画…攻めてるねぇ」と、困惑しつつも編集スタンスを称賛する声が多い。
娘や姪っ子がうっかり実践していたら、止めてあげたいところだが…。