1月8日、公式ホームページで活動休止することを発表した歌手の西野カナ。「最高の20代を過ごすことができました」と振り返りつつ、「来月のライブを終えたら一度活動を休止して、期限を決めずにいろいろと挑戦したいと思っています」とファンに向けて説明。30歳の誕生日を迎える3月を前に、考えるところがあったようだ。
そんな西野が、移りゆく自らの“内面”について語った記事がにわかに注目されている。その記事とは、昨年12月12日に発売された女性誌「美人百花」に掲載されたインタビューで、西野が20代から現在までの約10年を回顧し、自身の中の変化について語っている。食の趣味、コーディネートなどのほか、恋愛観にも大きな変化があったようだ。
西野は「20代前半に書いた歌詞の内容も当時の心境もめっちゃわかるけど、今の私ならそこまで不安にさせる人は選ばない」とコメント。大人になるにつれ、辛い恋愛は避けるようになったことを匂わせた。そのためか、2014年あたりからは失恋ソングよりもハッピーなラブソングが目立つようになっていたが、どうやらそれも本人の恋愛観の変化が影響しているようだ。
「本人も話している通り、デビュー当初は失恋ものでヒットを連発していた西野。特に10年にリリースされた楽曲『会いたくて 会いたくて』のサビの歌詞《会いたくて 会いたくて 震える》は深く心配されるような内容でしたから、“いい相手を見つけてほしい”などとお節介な指摘がネット上で出てくるほどでした。その後は友情やハッピーな楽曲が増えましたが、17年11月に放送された『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)で『One More Time』を歌唱した時は、西野が失恋ソングを同番組で歌うのは4年ぶりだとして話題に。そのため『また失恋したのか?』『辛い恋をしてるのかな』などと憶測されたほど。それだけ世間の人々は〈西野=失恋〉ソングという印象を強く持っているのでしょう」(エンタメ誌ライター)
今回の活動休止には、西野自身の恋愛事情が深く関係しているのかもしれない。
(本多ヒロシ)