人気ドラマシリーズ「科捜研の女 SEASON18」(テレビ朝日系)の最終話が「正月スペシャル」として1月3日に放送された。テレビ朝日は番組のHPで「主演の沢口靖子から『重大発表』が行われることになりました」と告知していたため、いったい何が発表されるのかとファンはあれこれ想像をめぐらせながら放送を待っていた。
「映画化が発表されるのではないか、科捜研が終わるのではないかなどさまざまな予想が上がりました。その中でも一番多かったのが、『内藤剛志演じる土門薫が殉職するのではないか』という意見。そうではなかったため、ファンは胸をなでおろしています」(テレビ誌ライター)
結局、“重大発表”とは同ドラマがテレビ朝日開局60周年記念として、今年4月から1年にわたって放送されるというもの。テレビ朝日のプライム帯のドラマとしては、1998年に始まった「暴れん坊将軍」以来、20年ぶりの通年放送ドラマになるという。確かに重大発表であることに違いない。
「ファンにとってはありがたい発表ですが、土門殉職に比べるとインパクトは弱い。わざわざ重大発表とあおる必要があったのかという批判も出ていますね。中には『ゆずより酷い』という意見も。というのも、ゆずは昨年末に『今後の活動について重要なお知らせ』を発表すると公式サイトで告知をし、『解散か』『休養宣言では?』『ソロ活動か』と様々な憶測を呼びましたが、結局その内容は弾き語りドームツアーを開催するというもの。ただこれは、日本初となる弾き語りドームツアーですから、重大なお知らせというのもまだわかる。科捜研の女はそれに比べると“重大さ”に欠ける気がしますね」(週刊誌記者)
4月から始まる科捜研の女には、批判を吹き飛ばすような素晴らしい内容を期待したい。