2018年は40~50代女性の活躍が目立った年ではないでしょうか。それを裏付けるかのように、昨年上半期の月刊女性ファッション雑誌の中で、40代女性向けの『GLOW(グロー)』が販売部数1位(日本ABC協会発表)となったことが、同誌を発行する宝島社からリリースされました。誌面を飾った石田ゆり子さん、吉田羊さん、篠原涼子さんなど、同年代を代表する女優たちも大活躍でしたよね。編集長の大平洋子さんによると、「40代=おばさん」という図式は過去の遺物。40代女性に対する世間のイメージは、大きく「いい感じ」「ウエルカムな感じ」に変わっているのだとか。
バリバリ働くアサジョ世代には喜ばしく、そんな時流にはぜひとも乗りたいですよね。ならば、いっそのこと恋愛に突っ走ってみるのはどうでしょう? 実は40代女性、年下男子との結婚が急増しているようなんです。
『GLOW』が実施した40代女性と結婚した年下男子へのアンケートによると、「洗練されている」「ちょっとやそっとじゃ動じない強さを持っている」など、40代女性の人生経験の豊富さや包容力、落ち着きが高評価だったよう。同誌は、居心地のよさや頼りがいが愛情につながっていると分析していました。そして注目すべきは、年下男子との出会いのきっかけ。なんと!トップが「婚活サイト」なんです。
リクルートブライダル総研によると、婚活サービスでの出会いを他人に伝えることへの抵抗感は徐々に薄れつつあり、とくにここ2年で20代男性の減少が大きいのだとか。また、これも20代男性に多いようですが、「男性(女性)はこうあるべき」といった意識が希薄化し、従来型の交際形態が変化しつつあるとも述べています。
「年上の女性に憧れる男性は僕の周りでも確実に増えていますし、交際の抵抗感はまったくありませんね」(20代独身男子)
こうなれば狙い目は20代! 婚活サイトはもちろん、SNSなどネットの普及で出会いのハードルはグッと下がり、古臭い意識の壁も崩壊した今こそがチャンスです。何事も“自然体”が好まれる風潮では、無理に着飾る必要もないでしょう。とはいえ、自然体だからこそ注意したいこともあります。
前述のアンケートでは、94%が「気にならない」だったものの、「おばさんくさい仕草をしたとき」には、やはり年の差を感じるようでした。また、直して欲しいところでは、「上から目線」「もう少し化粧をしてきれいでいて欲しい」などの意見が。年の差は事実なので仕方ないのかもしれませんが、せめて意識してできることは改善したいものです。
「40代といえば…Barで“紫煙をくゆらす”シチュエーションなど、『かっこいい大人の女性』というイメージがあります。でも、髪や洋服、部屋中がたばこ臭かったら…やっぱりちょっとオヤジ系な感じがして嫌ですね。そのへんも年上女性らしく、スマートにしてくれれば、たばこだって気にしませんよ」(前出・20代独身男子)
年の差婚に限らず、人との付き合いは「思いやり」が基本。例えば、たばこならニオイの気にならないプルーム・テック(JT)などの「加熱式たばこ」にのりかえてみることも必要かもしれませんね。とくに、たばこ離れが顕著な20代の年下男子相手ならなおさら。キスしても臭わないし、部屋にも呼びやすいから、恋の進展も早いかもしれませんよ。
昔は“若い”というだけでチヤホヤされたときがありました。そんな時代を経てきた40~50代女性なら、「年下男子との恋愛なんて無理!」と思いがちかもしれません。でも、時代が変わり、今は“40代女子”のナチュラルな美しさが求められているのです。美容もファッションも、そして恋愛だって、軽やかに楽しんでみてはいかがでしょうか。