年長さんの冬。園では運動会やお遊戯会などのイベントを経て、我が子の成長を実感する時期ですよね。ランドセルや学習机など、小学1年生に向けての準備が進んでいるご家庭も増えてきます。
一方で、「このまま小学生になって、うちの子は大丈夫かしら…」「どのくらい準備を済ませておけばいいの?」と疑問や不安が出てくる時期でもあります。そこで、子どもが1年生になる前に知っておきたい「持ち物」準備の実態をご紹介します。
鉛筆や消しゴム、お道具箱に教科書・文房具、防災頭巾やハンカチ・ティッシュ、体操着に、それから……。挙げ出すとキリがないほど準備すべき持ち物は多いのですが、大変なのは「記名」。鉛筆一本一本、小さな余白に書くものから大きく目立つものまで、全てを手書きで行おうとすると、とくに働くママは大変!と言う声がよく届きます。
そんなとき、名前シールはとても便利ですが、すぐに取れてどこかに行ってしまいます。何度もつけ直すのは面倒なので、セロハンテープで強化したり、取れやすいものにはスタンプやワッペンを活用するなどの工夫をしているお母さんも多いです。
準備が大変なうえに、突然「なくなった!新しいのを用意して!」と子どもに言われるケースも。なぜか、名前を書いているのに、鉛筆や消しゴムなどの日々使うものはなくなりやすいです。文房具は予備を持っておくと安心ですが、ノートは要注意。時期によってマスの大きさや指定のノートが変わっていきますから、あまり買い込み過ぎないようにしましょう。
「ママ、明日毛糸と段ボールを持って行くよ!」なんて急に言われても、もう夜なんだけど……!とハプニングになりやすいのが図工の材料など、急に必要になってくる“普段は使わないもの”。時間割やお便りなどで事前にお知らせがくることが多いので、必ずチェックするようにしましょう。
働くお母さんほど、ものの準備には泣かされやすいようです。平日だとお店が閉まって新しいものを買いに行けない場合は、お休みの日を利用して必要になりやすいものをストックしておくことをオススメします。週に1度「終えそうなノートがないか」「使えなくなったものがないか」チェックする時間をつくるといいですね。
(Nao Kiyota)