ムード歌謡グループの純烈の元メンバー、友井雄亮によるDV・金銭トラブルは芸能界に大きな衝撃を与えた。友井は事実関係を認めて芸能界を引退。残された純烈のメンバーは1月15日に記者会見を開き、リーダーの酒井一圭は友井を痛烈に批判。ところが、酒井も競馬で借金を返していたことがわかった。
1月10日発売の「週刊文春」は、友井がA子さんに暴力をふるって大けがをさせたことを報道。同時期にB子さんの預金3000万円を使い込み、そのうちの1700万円が馬券購入費だったことも発覚した。この報道を受けて、11日に都内で記者会見を開いた友井は「B子さんにお金を借りている中で、早く返さないと、という思いで、賭ける額が増えていき、ギャンブルにマヒを起こしていたと思う」と、借金を競馬で返そうとしていたことなどを明らかにし、グループの脱退と芸能界引退を発表した。
残されたグループは15日に都内で会見を開き、酒井は「僕の中で、あいつは死にました。会うことはない」と突き放した。ところが、程度の差はあるものの、酒井も競馬が好きで、友井と似たようなことをしていたことがあったと、芸能記者は打ち明ける。
「2018年4月25日の『日刊ゲンダイDIGITAL』が酒井の懐事情を伝えました。既婚者の酒井は“あれば、あるだけ使う”タイプらしく、現金を持たせてもらえないことを告白。食事などでお金が必要なときはマネージャーから借りていたそうです。借りたことを忘れることもあるそうですが、酒井いわく、借りたお金は競馬で増やして返すのだとか。時々20~30万円も勝つことがあり、そんなときに周囲に5~10万円をあげて、また、お金がなくなったら貸してもらうそうです。友井氏と違って、借金の額は少ないですし、競馬で勝ってきちんと返しているので、その点はさすがリーダーですね」
酒井に競馬予想してもらっていたら、友井の借金も少しは減っていたかも。
(石田英明)