NHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」の第3回が1月20日に放送され、視聴率13.2%と第2週に比べて1.2ポイントアップ。中でも中村勘九郎が演じる金栗四三と、その幼馴染で綾瀬はるかが演じる春野スヤとのシーンに注目が集まった。
「東京高等師範学校に通う金栗が、夏休みで故郷・熊本に帰省。淡い恋心を寄せる二人の別れの場面で、スヤ演じる綾瀬が四三の乗っているSL列車を自転車に乗って追いかけるのですが、袴に長い髪をなびかせ立ち漕ぎしながら『四三さーん!お達者でーっ! 自転車節ば、歌うてねーっ!』と呼びかけるシーンにネットでも『綾瀬はるか可愛すぎか!』『可愛かったし、自転車早かった!』といった興奮のコメントが躍りました」(エンタメ誌ライター)
しかも、番組の公式ツイッターによると「#スヤ役の#綾瀬はるかさんがSL列車と並行するシーンは、リハーサルなしの一発撮り。時速はおよそ30km。カットの瞬間、拍手が湧き上がりました」とあり、これには「あの自転車場面、一発撮りだったのか」「綾瀬はるかの自転車!!凄すぎ!」、さらには「なぜ、嘉納治五郎は、春野スヤ(綾瀬はるか)を、オリンピックの自転車競技候補に抜擢しなかったんだ!?」という声まで寄せられている。
「綾瀬は2016年にNHKの大河ファンタジードラマ『精霊の守り人』に主演。短剣使いの用心棒役を演じ、華麗な殺陣を披露しています。さらに翌年、ドラマ『奥様は、取り扱いに注意』(日本テレビ系)では、特殊工作員役で格闘シーンを演じるなど、肉体トレーニングを積んで高い身体能力を発揮。自転車の早漕ぎ程度なら、朝飯前のはずです」(前出・エンタメ誌ライター)
今回のヒロイン役に、綾瀬の目論見を察するのは夕刊紙デスクだ。
「2013年、綾瀬は大河ドラマ『八重の桜』で主役を演じましたが、平均視聴率が14.6%と今ひとつ振るわず、視聴率女王の名に傷をつけてしまいました。今回は、主人公のヒロイン役で汚名返上。今一度、大河ドラマに主演してリベンジするチャンスを狙っているのでは?」
昨年は、7月期に主演したドラマ「義母と娘のブルース」(TBS系)で高視聴率をマークし、視聴率女王の健在ぶりを示した。「いだてん」の成功も、綾瀬はるかにかかっている!?
(窪田史朗)