急に38度以上の高熱が出て体中の関節が痛くなるのが特徴のインフルエンザですが、これにはA型、B型、C型があり、症状もさまざま。12~2月にかけて大流行するのがA型で、A型の流行がおさまってくる2~3月にかけて増えるのがB型です。
実は、B型のインフルエンザは微熱程度で済むことも多く、症状も下痢や胃痛など、一般的な風邪とほとんど変わりません。また、A型も症状が軽く、自分ではインフルエンザか風邪かの判断がつきにくいこともあります。
とはいえ、症状が軽いからと、そのまま様子をみているうちに悪化することもあるので、この時期、ちょっとでもおかしいなと思ったら、すぐに医療機関で受診するのが賢明です。とくにA型にかかった後、抵抗力が落ちているときにB型に感染する人も多いので、くれぐれもご注意を。
インフルエンザは自分だけの問題ではありません。周囲の人に感染してしまうことにもなるので、安易な自己判断は危険!と心得ましょう。