本人の演出であれば相当したたか?
1月期にスタートしたドラマの中で最も平均視聴率が好調な「メゾン・ド・ポリス」(TBS系)。
同ドラマは、主演の高畑充希演じる新米刑事が、ひょんなことからシェアハウスの住人である警察OBたちと組み、難事件を解決する痛快ストーリー。警察OBとして脇を固める近藤正臣、角野卓造、小日向文世、野口五郎らの丁々発止の会話がコミカルかつ軽快なのも好調の一因だろうが、さらに彼らに“いじられる”小間使い役で、元警視庁敏腕刑事だった西島秀俊が高畑と絡み、実にいい味を出している。
しかしこの西島、今回のドラマでは自身のスポンサーまで気遣う演技まで見せているという。
「1、2話では、西島が事件の推理をする際にアイロンをかけるシーンが出てくる。それが実に様になっているのですが、使っているスチームアイロンが、西島がCM出演するメーカー製で、2話ではかなり分かりやすい仕掛けとなっていました。ドラマのスポンサーには名を連ねていません。ということは、西島がメーカーに気遣い独自に演出している可能性があるということです」(ドラマ制作会社関係者)
ドラマのスポンサーにしてみれば面白くない話だが…。
「第3話では同様のシーンはありませんでしたが、それでも掃除好きを強調するセリフは随所で見られました。今後はドラマの中で保険金殺人事件が起きて、西島が別にCM出演しているアヒルの保険のパンフレットがさり気なく映り込むかもしれませんね」(夕刊紙記者)
まさに“CM俳優”の面目躍如といったところ!?