熱烈なジャニーズファンとして知られる、日本テレビの青木源太アナウンサー。先日行われた嵐の活動休止記者会見にも姿を見せ、涙を流しながら質問したことでお茶の間に存在が一躍浸透した。
ところが、青木アナのこの“熱い言動”を冷ややかに見ている面々もいる。他ならぬ青木アナの所属する日本テレビの関係者たちだ。
「1月30日『週刊女性PRIME』が配信した記事によると、ある情報番組ディレクターは『表立っては言いませんけどね、35歳の大人があれじゃね、という感じ。局員の中には、会見に爪痕を残してさすがだな、ってバカに輪をかけたようなことをいっている人もいますが、非局員のスタッフは腹の中で笑っていますよ』と苦笑したということです」(芸能ライター)
ネット上にも、「いちファンならいいけど、報道に携わる人間としてはいかがなものか」「今回の会見はドン引きしました。公共の電波を使って仕事をしている自覚はないのかな」と、ファン目線と仕事目線の区別のついていない青木アナの言動に疑問を持つ言葉が見受けられた。
また青木アナは会見同日の夜、話題となった記者の「無責任では?」という質問に関して「あの場にいてとても悔しくて悔しくて」と自身のツイッターに投稿。多くのジャニーズファン、嵐ファンの共感を呼んでいるが、テレビ誌ライターは疑問を投げかける。
「『無責任』という質問には、ファンのみならず多くの芸能人からも批判が上がっていますが、会見やインタビューの場では(自分自身の思いとは別に)いろいろな角度からの質問を投げかけて、時にはムッとさせることもいとわず、本音を引き出すのが仕事です。実際、櫻井翔は『あの質問のおかげで、我々の思いが伝えられた』と後に出演した『news zero』(日本テレビ系)で発言しています。個人のツイッターでの発言だから百歩譲って良しとしても、報道という建前で仕事をしているはずなのに、まるで広報、さらには保護者のような立ち位置でジャニーズタレントたちを“持ち上げる”ことに腐心する姿は、異様にも映りますね」
取材対象に愛情を持って接するのは大いに結構だが、愛しすぎるあまり、自分の立ち位置を見失ってしまうことは避けるべき事態だろう。
(石見剣)