最近は、思考力や判断力などの知的能力を育てる「知育」に関心の高い親が増えているようです。中でも、「リトミック」は、1歳から始められるということもあり、人気の習い事なのだそう。
NPO法人のリトミック研究センターの公式ページによると、リトミックは「楽しく音楽と触れ合いながら、基本的な音楽能力を伸ばすとともに、身体的、感覚的、知的にも、これから受けるあらゆる教育を充分に吸収し、それらを足がかりに大きく育つために、子どもたちが個々に持っている『潜在的な基礎能力』の発達を促す教育」なんだとか。
児童心理学・生理学の観点から、大切な幼児期の人格形成教育として知られているというリトミック。ダンスやお遊戯のように決まった動きを覚えて動くのではなく、音楽を聴いて動きを判断し、身体運動・表現するのが特徴です。つまり、単なるマニュアル人間ではなく、「感じ取り⇒考え⇒行動する」という、これからの人生において求められる能力を学べる習い事ともいえますね。
また、バレエにリトミックを取り入れた「バレエリトミック」もあるようです。日本バレエリトミック協会によると、音感や表現力、美しい姿勢や柔軟性などの能力を養うことができるのだとか。バレエを幼いうちに習わせたいという場合には、一石二鳥といえそうですね。