ジャニーズ事務所の幹部に身を置く、歌手でタレントの近藤真彦が自身のラジオ番組『COME ON! ROCKI’N ROAD』のゲストに後輩の木村拓哉を招くも、1月27日の放送で展開した“直球質問”の数々に多くの非難が寄せられる事態となっている。
2月8日、「日刊ゲンダイDIGITAL」が「大先輩マッチが仕掛けた 木村拓哉へ“公開マウンティング”」とのタイトルで記事を配信、木村の最新作「マスカレード・ホテル」を鑑賞した近藤が後輩の演技について「いつまでやりますかね、“キムタク”(の芝居)」などと、まるで冷やかしているかのような近藤の言動を伝えた。
“いつまでキムタクをやり続けるのか?”という少々意地の悪い質問に対し、木村は困惑した様子を見せながら「とりあえず、そうですね…。あと、じゃあ10年くらいは」と回答するも、その後も近藤からの“イジり質問”は続く。両者共にトレーニングジムへ通っていることが明かされ、近藤は「やっぱり(木村は)ジム行ってるよね?何のために?」と問うと、困惑した様子の木村へ連続して「何のために?じゃあ、“キムタク”(のために)?」とたたみかけたことを受けて、一連の近藤の振る舞いをキムタクへの“公開マウンティング”だと報じたのだ。
「近藤は木村よりもキャリアが長く、多少高圧的な姿勢になることは仕方がないですが、自らもジムに通っていながら、木村へ“何のために通ってるの?”といった質問をする姿はリスナーには不快に思われたようで、ネット上にも『威張り散らされたキムタク気の毒だなぁって印象』『自分もジム行ってるのに、何の為に?って質問がすごい投げやり』『マッチの上から目線のところは好きになれない』『後輩をいじめて楽しいですか?』との指摘が続出してしまっています。キムタクが“いじられる側”に回ること自体はかなり稀ですが、近藤は過去にもジャニーズの後輩がMCを務める番組にゲストで出演した際の高圧的な振る舞いに批判が集まっていました。最近は“パワハラ”や“イジり”には厳しい目が向けられますから、今回のような絡み方はネガティブに解釈されてしまうのかもしれません」(エンタメ誌ライター)
長年にわたって“カッコイイ男像”を追求し続け、映画やドラマでも独自のスタイルを貫き通してきたキムタク本人は、今回の先輩からの容赦なき指摘をどのように受け止めたのだろうか。少なくとも“あと10年くらい”は「キムタク」を続ける意志があるようだが…。
(木村慎吾)