現在放送中のNHK朝の連続テレビ小説「まんぷく」。2月13日の放送回で、ついに即席ラーメンが完成。興奮した長谷川博巳演じる立花萬平が庭先に飛び出し「ついに!!完成したぞぉ!!」と歓喜の雄叫びをあげるシーンに、ネットでは「やった----!!」「萬平さんの今日の表情をずーっとずーっと待っていた!!!!」「泣けましたよぉ萬平さ-ん」といったコメントと共に、惜しみない拍手が寄せられた。
「即席ラーメン開発中に、立花家の家計は火の車。安藤サクラ演じる福子がたまらず、義理の兄だった真一(大谷亮平)に援助を求めるなどピンチに陥っても、完璧主義の萬平は妥協を許さず開発を続けていた。そんな中、家族や仲間を集めた試食会が行われ、全員が“おいしい”と言わないと、また一から作り直すといった緊迫した場面だっただけに、視聴者の喜びもひとしおだったのでは。しかも名前が“まんぷくラーメン”に決まり、『これでタイトル回収!!』の声もネットでは上がりました」(女性誌記者)
そして番組の公式ホームページでは、「みんなでインスタントラーメンをより楽しく、よりおいしくする」まんぷくオリジナル3分間タイマーまで登場。安藤サクラの「まんぷく3分タイマー始まるよ」の声をきっかけに、視聴者から寄せられた投稿写真で構成される“3分間動画”も人気を呼んでいる。
しかしそんな中、ドラマで連日、研究小屋にこもって即席ラーメンを作り続ける2人に思わぬ声も上がっていた。
「インスタントラーメンを作っては試食する萬平と福子の2人を見て『この試食で体を壊します』『食べ過ぎて倒れんか』と体調を心配するコメントが殺到。中には『塩分過多でやばそう』『糖尿病まっしぐら』という声も聞かれました。完成がこれ以上伸びていたら、即席ラーメン開発のワクワク・ドキドキ感よりも、2人を心配する声が上回るところでした」(テレビ誌ライター)
何はともあれ、無事に完成した“まんぷくラーメン”。巷の即席麺、カップラーメンの売り上げが倍増することだけは、間違いなさそうだ。
(窪田史朗)