まだ23歳なのにいくらなんでも早すぎないか?
バラエティ番組に出演したアーティストの大原櫻子に、そんな声が飛んでいるという。2月19日放送の「ウチのガヤがすみません!」(日本テレビ系)にゲスト出演した大原について、テレビ誌のライターがつぶやく。
「大原は映画『あの日のオルガン』で共演する戸田恵梨香と二人でゲスト出演。この日はラベンダー色のブラウスと小花柄のロングスカートというシックな出で立ちで、髪型はトレードマークだったボブカットではなく、サイドに軽くウェイブの掛かったミディアムロングに変わっていました。そしてなにより驚いたのは少しふっくらして、かつての少女っぽさがなくなった顔つき。大人になったと言えば聞こえは良いのですが、かつてのオーラが消えうせ、まるでベテランの小劇場女優のようでした」
その姿は、かつて二十歳で日本武道館コンサートを成功させた大原のパブリックイメージとはかけ離れたもの。視聴者からは「これ誰?」「劣化早くない!?」といった疑問の声が出ていたという。
だがそんな変化は当の大原にとって、むしろ正常進化だというのである。大原を知る音楽ライターが指摘する。
「彼女の父親でナレーターの林田尚親はステージパパとして大原の方向性に口出ししており、今年1月に予定されていた日本武道館コンサートがキャンセルされたのも、当時の所属事務所と条件面で揉めたからだと言われています。その林田はもともと俳優で、娘にも女優としての活躍を望んでいるというのです。5~7月にはデビュー5周年のホールツアーを行うものの、女優としては今回の映画に加えて9月にはミュージカルにも出演予定。今後は女優に軸足を移していくことも予想され、見た目もかつての可愛らしい女性若手アーティストではなく、より女優らしい方向に転換していくのではないでしょうか」
13年に映画「カノジョは嘘を愛しすぎてる」で鮮烈なデビューを果たしたころの姿はもう、見られなくなるのだろうか。
(白根麻子)