タレントの松嶋尚美が2月25日に放送された「痛快TV スカッとジャパン」(フジテレビ系)に出演。嫌いな女性像についての言動が「不愉快極まりない」「イジメっ子あるあるだな」と、ネット上で袋叩きされる事態になっている。
「出演した北斗晶と松嶋が、嫌いな女性のタイプを告白したのですが、松嶋は『陰気な性格の女が嫌い』と語り始めたんです。そして、陰気な女性の振る舞いを実演し始めました。他人に何か聞かれたときに目をキョロキョロさせて『あんまりわかりません』とおとなしめに答える女性の姿を実演したのですが、これが陰気な性格の人を小馬鹿にしたような仕草だったのでドン引きしましたね」(テレビ誌ライター)
案の定、ネット上は「陰キャで悪かったな」「聞いてて嫌な感じしかしなかった。スッキリしたくてこの番組見てるのに、全然スッキリできなかった」「おとなしめ、控えめの人間をつかまえて陰気と表現するあたり、悪意しか感じない」と批判続出で炎上状態に陥った。
「他人の滑稽に見える仕草を馬鹿にして笑いを取るスタイルは、最近では不愉快、イジメにつながると批判されがちですが、松嶋の今回の言動はまさにこのスタイルでしたからね。松嶋は南青山の児童相談所の問題の時にも『私なら引っ越す』と語って批判を集めていましたが、社会的に“立場の弱い者”に対する理解を示さずに、こき下ろす言動はバラエティ的にも“笑えない”と、受け入れられなくなりつつあるかもしれません」(芸能ライター)
ネット上にあふれる「自分と気が合わない、波長の合わない人間を陰気という一言で否定する姿勢が嫌い」「相方が辞めたのもうなずけるわ」といった批判がネット上に噴出してしまっている以上、松嶋は自分の“笑い”のあり方を考え直さないと、居場所を失ってしまうかもしれない。
(石見剣)