女優の遠野なぎこが2月26日に自身の公式ブログ「Nagiko Tono Official Blog」を更新し、首輪を付けずに犬と街中を散歩する飼い主への怒りを綴っている。
“めちゃくちゃ腹立つ”とのタイトルで記事を掲載した遠野は、街中で信号待ちをしている際、「ワンちゃんを抱っこした若者男子」がいたと切り出し、「周りの女の子達から『えー、やだ、、可愛いー』と囁かれていて。若者男子、嬉しそうにニヤついていて」と飼い主の様子を描写すると、「得意げ顔の飼い主さんに抱かれているワンちゃん…首輪も何もしてない訳よ。そんな無防備な状態で、抱き上げたりとかしながら色んな角度を周りに見せつけている訳よ」と憤り、首輪無しでの屋外散歩を非難した。
遠野はその理由として、動物が時に予測不能の行動を取ることや、犬による通行人への迷惑行為で殺処分されてしまう可能性、そして「数えきれないくらいの車も人も、行き交う街中」における事故の危険性などを列挙。最後には「愛を持って接しましょうよ」「ある意味虐待ですよ。動物は、お前がニヤつく為のアクセサリーなんかじゃねーんだよ」との過激な言い回しで締めている。
「犬や猫を愛でている飼い主の中には、他の人間も自分と同じように犬猫を愛しているに違いないと思い込んでいるケースがあり、首輪やリードを付けずに散歩する方が街中で散見されます。車やバイクを運転するドライバーからすれば、いつ飛び出してくるかも分からないという不安から、運転に支障をきたすことも考えられ、犬猫が無事であっても他のドライバーに迷惑がかかってしまいます。今回の遠野の怒りは犬や猫を本当に愛しているが故の言葉でしょうね。ネット上にも『なぎこの意見に大賛成。リードを付けて散歩することは犬を守ることになる』『飼うなら最後まで責任持って可愛がるですよね。遠野さんの言う通り』との後押しが続出し、実際に散歩中のチワワからふくらはぎを噛まれて出血し、5000円で注射をしたという体験談も寄せられました」(テレビ誌ライター)
飼い主は今一度、然るべき散歩の仕方やマナーについて再考するべきなのかもしれない。
(木村慎吾)