2020年上半期放送の連続テレビ小説「エール」(NHK)で主演を務めることが発表された窪田正孝。
このドラマは夏の全国高等学校野球選手権大会の大会歌として、開会式、閉会式で演奏される「栄冠は君に輝く」や、1度聞いたら頭の中で何度も流れる「モスラの歌」などの作曲家、古関裕而(こせき・ゆうじ)氏をモデルにした作品。朝ドラで男性が主人公になるのは2014年下半期放送の「マッサン」で、玉山鉄二が演じて以来およそ6年ぶりとなる。
「昨年12月に2019年下半期放送の『スカーレット』で戸田恵梨香が主演することが発表されたばかりなのに、もうその次の作品内容と主演俳優が発表されたことで、ネット上では『すごく先の話でげんなり』『まんぷくも終わってないのに忘れちゃいそう』『情報解禁が早すぎると飽きちゃう』といった感想が少なくないようです。また、4月スタートの『夏空』は広瀬すず、その次の『スカーレット』は戸田恵梨香、そして『エール』は窪田正孝が主演ということに対し、NHKはフレッシュな新人発掘より、すでに出来上がっている人気俳優を主演にして視聴率の安定を狙っているのではないか、冒険より安定を選ぶのかと指摘する声も多いようです」(女性誌記者)
2010年上半期放送「ゲゲゲの女房」、2014年上半期放送「花子とアン」に続き、3度目の朝ドラ「エール」で主演を射止めた窪田。演技力に定評のある窪田には、ここはひとつNHKに替わって演技の上での冒険をお願いしたい。