モデルの梨花が3月2日、自らの手掛けるブランドショップ「MAISON DE REEFUR」の全店舗が年内で閉鎖することをインスタグラムで明かした。梨花は「私の力不足も含めてこの大きなビジネスを保つことが、とても難しいと感じるようになりました」と綴っており、かつては一店舗で月に1億円を売り上げたという人気店が、いまや風前の灯火になっていることを感じさせている。
「ブランドの流行り廃りは早いもの。多くのアパレルメーカーでは顧客の年齢が高くなるのに伴い、次々と若者向けの新ブランドを投入して新陳代謝を図っています。しかしMAISON DE REEFURは梨花を象徴とするブランドゆえに、彼女の加齢とともにブランド自体も加齢していかざるをえません。だからといってハイファッションへの移行はさすがに無理。そもそも彼女自身を最大の広告塔として始めた時点で、最初から期間限定だったのは目に見えていたも同然です」(女性誌ライター)
今回のブランド閉鎖について梨花は、3日に出席したイベントにて「次のステージに行かないと」との思いから決断したと説明。あくまで前向きな判断であることを強調した。だが今回の全店舗閉鎖に伴い、彼女の生活そのものに大きな変化がもたらされる可能性があるという。海外在住経験をもつライターが指摘する。
「15年からハワイに住んでいる梨花ですが、この件を機に、帰国を迫られるかもしれません。アメリカに住むためにはビザが必要ですが、梨花のビザは芸能人用ではなく、駐在員用だと言われています。ブランドの親会社である大手アパレルメーカーのアメリカ支社に駐在しているという形でビザを発給されているというのです。その場合、MAISON DE REEFURの閉鎖で親会社との関係が切れれば、もはやビザの更新は不可能。駐在員用ビザは初回の有効期間が3年で、それ以降は2年ごとの更新となります。15年10月に移住した梨花の場合、現在のビザは20年10月には切れる計算。そのため今年中にブランドを閉鎖し、来年のどこかで日本に戻るということになりそうです」
果たして梨花の“夢のハワイ生活”は終わりを迎えるのか。それともハワイに住み続けるために、なんらかの策を練っているのか。その答えは来年中にも明らかになりそうだ。
(白根麻子)