俳優・古田新太が4月20日スタートするドラマ「俺のスカート、どこ行った?」(日本テレビ系)に主演することが3月4日、明らかになった。古田が地上波のゴールデン・プライムタイムで主演するのは、2014年に放送されたドラマ「隠蔽捜査」(TBS系)以来、二度目。しかも、同性愛者で女装家の教師を演じることがわかり、早くも話題を呼んでいる。
「このドラマは、“多様性の尊重”を掲げる私立豪林館学園高校が舞台。古田演じる国語教師・原田のぶおが、インパクトのある見た目に加え、型にはまらない価値観や言動で生徒たちを導くというストーリー。日テレのこの時間帯は、ジャニーズを始めとするイケメンが主役を務めてきましたが、50代の主人公はかなりのレアケース。ネットでは早くも『これ観たい!!!』『面白そう 古田さんのお写真とドラマ名だけで朝から元気になる』『ビジュアル強烈ー!これもちょっと楽しみだぞ』と行ったコメントが躍っています」(スポーツ紙記者)
このドラマに主演することについて古田は、「女装については何度も役でやっているから、慣れてます(笑)。今回の役はゲイで女装家の高校教師だから、生徒の男子女子で分け隔てなく相談に乗れるし本音でキツいことも言える」とした上で「これで低視聴率ならただのミスキャストですよ、おいらの責任じゃない(笑)」とコメントしている。
「昨年、ドラマ『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)が大ヒット。ベテラン演技派俳優の吉田鋼太郎が同性愛者役を熱演して今年、映画化されるなど一大ブームを巻き起こしました。古田自身も2016年の大ヒットドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)では同性愛者役を演じています。密かに吉田に、ライバル心を燃やしているかもしれません」(テレビ誌ライター)
また古田の主役抜擢については、こんな意見もある。
「昨年10月期には連ドラ『大恋愛』(TBS系)でムロツヨシがヒロイン・戸田恵梨香の相手役を務め大ブレイク。他にも『駐在刑事』(テレビ東京系)で寺島進が主演。今期では深夜ドラマ『デザイナー 渋井直人の休日』(テレビ東京系)に光石研が主演するなど、このところバイプレーヤー達の主演ドラマが数多く観られます。そういった意味で、もし古田主演のこのドラマがヒットしたら、演技派のバイプレーヤー達にさらにチャンスが広がる可能性がありますね」(夕刊紙記者)
バイプレーヤー達の時代が来るかどうかは、古田新太にかかっている?
(窪田史朗)