毎回、世界各国の常識や風習を紹介するバラエティ番組「世界くらべてみたら」(TBS系)。3月1日放送の回では、験担ぎをテーマにトークを展開した。
そこで、お笑いタレントの渡辺直美が、自身の験担ぎは香水であると告白。プライベートでは全く香水をつけないが、仕事の時には必ず香水をたっぷりつけるというのだ。香水をつけないと集中ができず、必ずポケットに入れておかないと落ち着かないのだとか。さらに、スベッた時は袖を顔に当てて匂いをかいで心を落ち着かせる、とも。
「すると、同じくMCを務めるTOKIO・国分太一が激しく同意したのです。国分もポケットから小さい瓶を出してみせ、香水ではないけれど、好きな香りを持っていないと落ち着かないのだとか。国分が取り出したのは、『ニールズヤード レメディーズ』のアロマのエッセンシャルオイルのようでしたね。アロマテラピーでは、昔から香りは人間の感情や行動、記憶などに働きかけて様々な効果を表すとしていますが、実際、近年は民間療法的な発祥であるアロマテラピーで言われていることを実証する化学実験なども行われています」(女性誌ライター)
2018年の年末にも、ジャスミンの香りが精神を安定させる効果があると化学的な研究の成果をドイツの研究者たちが発表しているという。
ポケットにアロマの瓶が入っていないと落ち着かない国分は、衣装を何枚も着替えた時など、どこにアロマがあるのかわからなくなって取り乱してしまうこともあるという。
国分太一に渡辺直美。売れっ子テレビタレントの心を落ち着かせるアイテムが、ともに香りに関するものだったことは、決して偶然ではないのだろう。
(伊藤その子)