俳優の伊藤健太郎が、3月10日放送の「スペシャルドラマ 必殺仕事人2019」(テレビ朝日系)に油問屋・佐島屋の手代・弥吉役で出演。その髪型に注目が集まっている。
「平成最後の『必殺シリーズ』となる今作では、2007年から同シリーズに出演している主役の東山紀之を中心に、TOKIOの松岡昌宏、遠藤憲一、キムラ緑子など豪華な顔触れが揃っています。伊藤が演じる弥吉は、善人でまじめに働く素直な若者。それゆえに人を信じやすく、思わぬ陰謀に巻き込まれてしまう…という大切な役どころです」(テレビ誌ライター)
3月6日に「ザテレビジョン」がネットで公開したインタビューでは「時代劇を演じるにあたって“所作”がベースにあります。(中略)どこで気持ちが切り替わるかも“所作”の範囲の中で行うので、どのように表現するかという芝居は、とても勉強になりました」とコメント。満足のいく演技ができたのか、自信のほどものぞかせた。
伊藤といえば昨年放送されたドラマ「今日から俺は!!」(日本テレビ系)で、ツンツン、トンガリ頭の不良高校生役を演じたことは、記憶に新しい。だが今回は打って変わって“町人髷(まげ)”の姿で登場。そのためツイッターでも「健太郎くんの髷姿なかなかよね~つんつん頭から髷からどんなヘアースタイルも」「ツンツンだろうがツルツル髷姿だろうが、品があってカッコいい」といった意見の他にも、「健太郎くんの髷姿にこんなにときめくなんて思わなかった」「健太郎くんの髷ヘアー、めっちゃカッコいい」といった“萌え声”も噴出。時代劇で活躍する姿を見る日もそう遠くはなさそうだ。しかし、伊藤の野望は時代劇にとどまらない。なんと“ハリウッド進出”も目論んでいるという。
「3月5日に都内で行われた映画『グリーンブック』のピーター・ファレリー監督来日記者会見にゲスト出演。伊藤は昨年出演した映画『コーヒーが冷めないうちに』で、日本アカデミー賞の新人俳優賞・話題賞を獲得していますが監督から『あっという間にスーパースターになった気分はどうですか?』と聞かれ『自分でもびっくりしていて、追いついてないです』と謙遜しながらも『いつかハリウッドに行ってみたい。役者としての目標でもある』と夢を語っていました」(スポーツ紙記者)
そんな伊藤に対して、ファレリー監督は「伊藤さんはどこに行っても素晴らしい仕事をするタイプ」「いつか僕と仕事をしてください」とラブコール。
トンガリ頭から髷姿、そしてハリウッドへ。伊藤健太郎の野心は燃えたぎっているようだ。
(窪田史朗)