美肌の天敵「紫外線」。夏のイメージがありますが、紫外線は3月の春先から増え始めるのをご存知でしょうか?
紫外線にはUV-AとUV-Bの2種類があります。UV-Aは4~8月がピークといわれているものの、それ以外の月でもリスクがあるそう。そのため、一年中の対策が必要といわれています。とくに、UV-Aは肌の内部まで突き刺さり、シワやたるみといった光老化の原因となる怖いものなので、春先からの紫外線対策が必須といえそうです。そこで、UV-Aを防ぐためにはどうすればよいのか、その方法をご紹介しましょう。
■袖口や首元などにも日焼け止めを!
美容ジャーナリストさんの永富千晴さんが推奨しているのが、UV-Aが入り込んできそうな場所にも日焼け止めを塗ること。例えば、普段はあまり塗らないと思われる袖口や首元。美しい素肌を目指し、美容に関心が高いなら、このような手薄になりがちなところにもあえて塗るのが肝心です。ポイントは、服を着る前に手足、顔、首にまんべんなく塗ることだそう。
■PA値の高い日焼け止めを選ぶ!
日焼け止めの効果は、SPF(Sun Protection Factor)とPA(Protection grade of UV-A)で表示されていますが、UV-Aを防ぐ指標はPAのほう。なので、PA値の高い日焼け止めを選びましょう。日本化粧品工業連合会によると、PAの値は「+」「++」「+++」「++++」の4段階。肌内部も焼きたくない!という人は、「++++」を選ぶのがよいでしょう。