作家・誉田哲也氏の大ヒット警察小説の姫川玲子シリーズが、ドラマ「ストロベリーナイト・サーガ」(フジテレビ系)として4月11日にスタートする。姫川玲子役に二階堂ふみ、菊田和男役に亀梨和也のW主演。姫川と敵対する勝俣健作は江口洋介が演じる。
これは、同局で2010年から竹内結子主演で放送された「ストロベリーナイト」のリメイク。12年からの連続ドラマ版では、平均視聴率15.4%と好調だった。
「原作はシリーズ累計400万部を突破した大ヒット作なのですが、殺人方法が猟奇的でショッキングなため、テレビドラマとして受け入れられるか不安もありました。それを『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』や『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』(ともにフジテレビ系)で知られる佐藤祐市氏が演出。10年に単発で放送された時は、平均視聴率14.0%と成功しました」(テレビ誌ライター)
ところがリメイク版では、キャストだけでなくスタッフも一新する。
この発表にネット上では「姫川玲子は、竹内結子でしょ? 菊田も西島秀俊じゃなきゃ…ストロベリーナイトじゃない」「W主演ってわけわからない。ストロベリーナイトは姫川の物語なのに」「勝俣は武田鉄矢だからよかった。あの汚れ役をいい意味で嫌味なくできるのは武田鉄矢だったから」など、前回の配役がハマりすぎていたためか、不満が爆発している。
二匹目のドジョウを狙えるかどうかは、二階堂と亀梨がどのような姫川と菊田を演じられるかにかかっているようだ。