働く女性のみなさん、会社ではどんなドリンクを飲んでいますか? ホッと一息つくため、リラックスするためなどに飲んでいるという人が多いと思います。でもそれだけではなく、実は仕事の生産性が上がることが期待できるドリンクがあるようなんです。
精神神経科医で産業医でもある日本ブレインヘルス協会理事長の古賀良彦さんは、職場でよく飲まれる飲料が生産性に与える可能性について研究。その結果、オフィスでよく飲まれるコーヒー、紅茶、エナジードリンク、水のうち、とくに紅茶は脳の機能を活性化させる上、自律神経のバランスを整えて不安や緊張をほぐすことで活力をもたらし、仕事の生産性を高めることが分かったそうです。
紅茶といえば癒やしのイメージもありますが、実は仕事の生産性が上がっていた可能性があったとは驚きです。オフィスで仕事をしながら飲むなら、コーヒーより紅茶がいいかもしれませんね。
また、緑茶には記憶力・暗記力を高める効果があるとか。伊藤園、大阪市立大学大学院医学研究科、医療法人順風会、介護老人保健施設れんげ荘が共同で実施した研究によると、緑茶中の主なアミノ酸である「テアニン」を多く含んだ緑茶抹カプセルの長期的な摂取によって、高齢者の認知機能の低下が抑制されることを確認したそうですよ。
紅茶も緑茶も、普段何気なく飲んでいるオフィスの定番ドリンク。まさか、ビジネスでの利点があるとは! これらのドリンクを活用しながら、仕事の生産性を上げて脱残業といきたいものですね。