茨城県の魅力をPRするいばらき大使も務めるお笑いコンビのカミナリが、3月27日放送の「水曜日のダウンタウン」(TBS系)で見せた“相方愛”に賞賛が集まっている。
その内容は「お笑いコンビの片方が占い師に傾倒して芸名を変えようと言ったら」を検証する企画で、たくみが仕掛け人に。1週間前から謎の占い師に傾倒していること装い、怪しげな水を飲んだり数珠を手に巻いたり、水晶玉を持ち歩いたりする姿をまなぶに見せて、最後には自分だけが『王様のブランチ』(TBS系)のレギュラーが決まったと報告するのだ。
コンビではなく、相方が1人でレギュラーが決まったのに、まなぶは「応援する」とたくみの報告を祝福したのだが…。
「たくみは、レギュラーが決まったのも占い師のおかげだと言い出し、その先生から芸名の画数がよくないと言われたから改名しようと思うと相談したのです。まなぶは、占いは関係なくたくみが努力したからだとして改名を思いとどまらせようとします。さらにたくみが、芸名は“夢門”にすると言い出すと、まなぶは本気で激怒。『君の人生は俺の人生だし、俺の人生は君の人生なの』と言い、改名するなら解散しかないとまで言い放ったんです。さらに、『占い師の連絡先を教えて。自分が電話する』と迫り、その相方を思う必死な態度に、まなぶの株が急上昇したんです」(芸能ライター)
番組終了後のネットでは、「まなぶが優しい」「心のこもった説得がすごい」「泣けた」とまなぶを絶賛する声が飛び交ったのだそうだ。
「幼稚園時代からの親友で、固い絆で結ばれた2人ですから、そんなリアクションを想定してのキャスティングだったんでしょう。相方を思い、説得するまなぶの心を番組が上手に引き出せたと思います」(前出・芸能ライター)
絆があればこそ、あの強烈なツッコミにも耐えられるのだろう。
(伊藤その子)