日本テレビ系列の番組が多数参加し、視聴者と一緒に学ぶ大型キャンペーン「ゴールデンまなびウィーク」が4月29日から5月5日に開催される。塾長は昨年と同じく所ジョージ、塾生代表は中村倫也が抜擢された。中村がこうしたキャンペーンのメインキャラクターに起用されるのはこれが初めて。
中村は2018年上半期放送の連続テレビ小説「半分、青い。」(NHK)のマア君こと朝井正人で知名度が急上昇し、昨年度のヤフー検索大賞俳優部門で受賞。まるで新人のように感じられるかもしれないが、所属する事務所「トップコート」の中では、木村佳乃と並ぶ芸歴を誇るベテランなのだ。
「中村を長男として、次男が松坂桃李、三男が菅田将暉で“トップコート三兄弟”と業界内では呼ばれていますが、ご存じのように長男である中村よりも先に、弟分の松坂や菅田の人気に火が点きました。エンタメ雑誌『プラスアクト』の2018年10月号では、トップコートの社長である渡辺万由美氏が中村の特集ページの中で『すぐに芽を出した訳ではなかったので、自分もスタッフもどうやって中村をメジャー街道に乗せようかというのは、トップコートのマネージメント史上、最も長く掲げていたテーマだったと思います』と語っているほど。中村の現在のポジションは、そんな苦労を経ていますから、大役に抜擢しても安心できるうえに俳優としての演技力はもちろんのこと、バラエティでの対応力もピカイチ、今後も活躍の機会はますます増えることでしょう」(女性誌記者)
3月15日放送の「あさイチ」(NHK)の「プレミアムトーク」に出演した時には、2016年に劇団☆新感線の舞台「Vamp Bamboo Burn ヴァン! バン! バーン!」での共演をきっかけに仲よくなったという生田斗真から「朝ドラ『半分、青い。』がきっかけだったと思うんですけど、やっと来たか! 倫也の時代が! ってすごいうれしかったです」とのコメントを寄せられ喜んでいた中村。しかし“中村の時代”は始まったばかり。これからが本番といったところだろう。