カトパンことフリーアナの加藤綾子が、報道キャスターを務める夕方のニュース番組「Live News it!」(フジテレビ系)が4月1日からスタート。放送前日に行われた制作発表では、番組に対する並々ならない決意を口にしている。
「報道キャスターとして、必要なものとして『自分の意見とか芯というものは、その場の流れがどうあっても、一本通ってなくてはいけない』と前置きした上で『笑顔で逃げることは、なくさなきゃいけない』と“笑顔封印宣言”。こうした思いに至ったのが、『めざましテレビ』でコンビを組んだ元NHKの大塚範一キャスターの教えにあったことも明かしていました」(スポーツ紙記者)
当時を知る番組関係者は「番組『めざましテレビ』の中で、引っかかりがあって上手く言葉に出来なかった加藤は、反省会の席で大塚にそれをズバリ指摘されたことがありました。その際に『常に自分の目線を変えないこと』と、教えられています。加藤にとってのこの金言を、いまも大切に守っているようです」と明かす。
しかし、並々ならない決意はこれだけではないようだ。
「4月2日に配信された『日刊ゲンダイ DIGITAL』によると、加藤はフジテレビの元同僚を前に『ちょっと仕事に集中する。しばらく彼氏は、いらないかな』と“男断ち宣言”をしたという報道もありました。“竹林W不貞”騒動で、キャスター生命を絶たれた秋元優里アナと同じ轍を踏まないという意味合いもあったかもわかりません」(夕刊紙記者)
制作発表の会見の席では、さらに報道番組の中で気になるジャンルについて問われると、「東京オリンピック」を挙げつつ、「スポーツは1つ1つ丁寧に伝える。2020年に向かって、ポイントを伝えていけたら」と熱い胸の内も明かしている。
「実は、大塚キャスターも以前のインタビューで『東京オリンピックをレポートしたい』と話していたことが、去年末に発売された『週刊女性』でも明かされています。師匠と仰ぐ大塚キャスターのためにも、『オリンピック報道は是非自分の手で』との思いが強いようですね」(前出・夕刊紙記者)
フジテレビは視聴率の低迷に苦しみ、2015年から始まった「みんなのニュース」は3年。2018年に始まった「プライムニュース イブニング」に至っては、たったの1年で終了。2020年、東京オリンピックを伝えるためには、何としても終わるわけにはいかない。
(窪田史朗)