今後もドラマ本編にアニメネタが登場するのだろうか。
4月2日放送の連続テレビ小説「なつぞら」(NHK)で、藤木直人演じる柴田牧場の婿養子・剛男が、松嶋菜々子演じる妻の富士子に対し「ふ~じこちゃ~ん」と、まるで「ルパン三世」(日本テレビ系)でルパンが峰不二子に甘えて発するセリフと同じようなイントネーションで呼びかけたことが反響を呼んでいるのだ。
ヒロインなつの父親と戦友で、戦争でどちらかが亡くなった時はお互いの家族の面倒を見るという約束をしたことから、なつを引き取り、北海道の家に戻ってきたという剛男。
「戦争で地獄を見てきたはずなのに、心の傷を一切見せない明るいキャラクター設定です。布団で寝ている自分の横を叩きながら『寂しいよ、ふ~じこちゃ~ん』と甘える姿は、まさにルパン三世が峰不二子に甘えているようでした。ネット上では『藤木直人がルパンになった!』『今の言い方は間違いなくルパンだった』『藤木のルパンみたいな呼び方がかわいすぎる』などの声が続出しているのも納得です。本作はヒロインがアニメーターになる話ですから、今後も多くの人が知っている名作アニメのネタをぶち込んできそうな予感がします」(テレビ誌ライター)
藤木はたったこのひと言だけで、多くの女性視聴者のハートを盗んだようだ。