インフルエンザといえば冬のイメージがありますが、ここ数年は「春インフルエンザ」も話題になっていて、地域ごとに散発的な流行となることがあるようです。なんでも、GW明けくらいまでは感染がみられるようなので、暖かくなったからと油断せず、各人がしっかり予防をしたいものです。一般的なインフルエンザの予防対策として、予防接種以外では次のような身近にできることもあるようです。
■カテキン入り緑茶
池袋大谷クリニックの大谷義夫院長によると、インフルエンザウイルスは気道に入ると比較的短時間で感染し、とくに乾燥した口の中ではかかりやすいのだとか。そのため、大谷院長は患者さんを診るたびに緑茶で水分補給をしているそう。緑茶のカテキンにはウイルス感染予防効果があり、口の中の乾燥を防止するためなんだそうですよ。
■紅茶
三井農林によると、紅茶ポリフェノールという成分が、インフルエンザウイルスが人の細胞に入る力を無効化するということが分かったそうです。紅茶を飲むのも一つの方法ですね。
■歯磨きなどの口腔ケア
歯磨きを1日5回もしているという大谷院長。口腔ケアは、インフルエンザ予防にも有効だと分かっているそうです。
■ビタミンDの摂取
大谷院長によると、ビタミンDは風邪やインフルエンザなどのリスクを軽減させることが分かっているとか。とくに、舞茸はビタミンDの量がダントツに多いそうなので、ぜひ食事に取り入れてみましょう。