今、食べる×買う、飲む×読むなど、一つの場所で、いろんなことができる「複合型店舗」が注目を集めています。
ホットペッパーグルメ外食総研によると、こうした複合型飲食店のことを「ミクストラン」と呼ぶそうで、カフェ×コインランドリー、バー×花屋、ビール×美容室、カフェ×ジムなどの飲食店と、他業種の店舗が組み合わされた場所が実際にあるのだとか。かつてブームになった猫カフェもその一種ですが、現在ではさまざまな形で展開されているようです。最近はリモートワークも増えているため、移動しながら働く人にとっても、どんどん便利な世の中になっているようですね。
コンビニエンスストアの最大手セブン‐イレブンは、あらゆる業種をコンビニ化することで、複合型店舗を展開しています。例えば、ファミリーレストランやレンタカー、ガソリンスタンドなどに、コンビニエンスストアを併設するといった具合です。
また、東京ミッドタウンにある書店の有隣堂には「FreshService / AND COFFEE ROASTERS」という場所があり、架空の運送会社をイメージしたモバイル型コンセプトストアとして、雑貨や土産物、日用品などが販売されています。さらに、コーヒーも飲めるというのは新しい業態ではないでしょうか。
こうした複合型店舗は、同じ場所でいろんなことをいろんな角度から楽しめ、移動しなくて済むというのもうれしいところ。日々の便利な生活空間、またレジャーとしても、複合型店舗を楽しんでみるのがよさそうです。