NHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺」の第14話が4月14日に放送され、平均視聴率9.6%と8%台に沈んでいた視聴率もやや回復、二桁視聴率も見えてきた。
「第14話『新世界』では、オリンピックの戦いを終えた四三(中村勘九郎)がストックホルムから帰国。時代も明治から大正に移る中、実兄・実次(中村獅童)の命令から帰省することになった四三を待ち受けていたのが、なんとお見合い。しかもラストで、その相手が綾瀬はるか演じるスヤだわかると、ネットでは『やったーー!!綾瀬はるかが嫁に来るぞーーー!!!』『生来の柔らかさと太陽のような明るさを持つスヤは、まさに綾瀬さんのはまり役』『こんな目で見つめられて、好きにならないわけがない』などといったコメントが躍りました。”視聴率の女王”と言われた綾瀬の本格登場が、視聴率回復のキッカケになるといいですが」(スポーツ紙デスク)
「いだてん」の平均視聴率は、第10話で8.7%に沈んで以来、11話、13話と8%台に低迷していただけに、四三(中村)とスヤ(綾瀬)の結婚への期待感がカンフル剤になったことは間違いなさそうだ。しかし、「いだてん」の視聴率については、こんな噂もあった。
「2月に『女性自身』のウェブサイトが報じたところによると、視聴率低迷の打開策としてクドカン脚本の人気朝ドラ『あまちゃん』で人気を博した小泉今日子の場面を増やす案やNHKの人気番組『チコちゃんに叱られる!』を起爆剤に起用する案などが報じられましたが、『いだてん』の演出を担当する大根仁氏がツイッターで『これ全部デタラメ』と打ち消す一幕もありました」(女性誌記者)
綾瀬の登場には、前出のスポーツ紙デスクは、こんな期待も寄せる。
「四三が帰省する折、スヤと交わされたコテコテの熊本弁でのやりとりにも話題が集まり、『綾瀬はるか、あの熊本弁で可愛さ増し増しなところあるじゃないですか』といったコメントも寄せられました。特に、四三の発する『ばっ(“えっ”“うわっ”の意味)』はインパクト大。意識的に連発するところを見ると、『あまちゃん』の代名詞にもなった『じぇじぇじぇ』に続く、二匹目のドジョウを狙っているのかもしれませんね」
もし「ばっ」が「じぇじぇじぇ」のように「新語・流行語大賞」に選ばれるようなことがあれば、視聴率も間違いなくV字回復。果たして、クドカンの思惑通りにいくのか!?
(窪田史朗)