女優の池田エライザが、5月24日に公開される映画「貞子」に主演。この作品は、日本のホラー映画の金字塔とも言える「リング」シリーズの最新作。それだけに、往年のホラーファンからは大きな注目を浴びている。
「映画『リング』では、見ると1週間後に呪い殺されるという“呪いのビデオ”の恐怖を描いていました。池田が演じるのは心理カウンセラー・秋川茉優。彼女の弟で動画クリエイターの和真(清水尋也)が心霊動画を撮ろうと火災跡に忍び込むが、動画をアップした後に消息を絶ってしまい、茉優はその動画を探し出し再生してみると、和真の背後に長い髪の女が立っている…というホラーストーリーです」(映画誌ライター)
1998年に映画「リング」が公開されてから20年以上、「見たら呪われる」から、「撮ったら呪われる」と今のSNS時代に即した内容となっている。池田は、今回の主役抜擢について映画の公式サイトで「お話をいただいた時は、日本にとどまらず世界に衝撃を与えた作品に携わることへの喜びと共に『貞子』というタイトルを私が背負っていいものか不安な気持ちになりました。(中略)1つ言えるのはこの映画、容赦ないです。どうか楽しみに待っていてください」と、プレッシャーを口にしながらも、映画に対する意気込みを語った。今までも度々ドラマで脇役を演じてきた彼女だが、最近の活躍は目を見張るものがある。5月3日に公開される映画「賭ケグルイ」でも、個性的な役を演じている。
「この映画は、ギャンブルの勝ち負けで生徒たちの階級が決まる私立百花王学園が舞台の物語。池田は学園の生徒会会長・桃喰綺羅莉(ももばみ・きらり)役を演じています。そのルックスがまた強烈で、銀髪&三つ編みのツインテールを輪にしたヘアスタイル。学園の絶対的支配者で謎多きキャラとして登場します。池田は4月2日から放送されているドラマ『賭ケグルイ season2』(TBS系)でも同じ役で出演しています」(スポーツ紙記者)
日本を代表するホラー映画の主演に、強烈なルックスのギャンブルサスペンス映画でのキャラ。まさに“個性派女優”まっしぐらな彼女だが、日本を代表する“ホラー女優”になる可能性を指摘する者もいる。
「かつて栗山千明が、映画『死国』『エクステ』などのホラー作品に出演し、“ホラー女優”としてブレイク。池田は今回『貞子』の主演に抜擢されたわけですが、もはや“ホラー女優”としてブレイクすることは間違いありません」(放送作家)
これから夏に向けて、ますます需要が高まるホラー業界。池田の快進撃は止まらない!?
(窪田史朗)