紫外線対策は当たり前のようにやっているという人でも、“かくれ紫外線”によるダメージが知らない間に蓄積されているかもしれませんよ。
美容ジャーナリストの永富千晴さんによると、紫外線にはUV-BとUV-Aの2種類があり、UV-Bは肌表面の日焼けを起こし、UV-Aは肌の奥に刺さってシワ・たるみなどの原因となる「光老化」に深く関わるものなんだとか。実は、このUV-Aがかくれ紫外線と呼ばれるものなんだそうです。
かくれ紫外線は通年降り注いでいて、4~8月にピークを迎えるそう。となると、1年中いつでも油断大敵! さらに、雲やガラス窓も突き抜けるというから、曇りの日でも室内にいてもリスクはあるとか。かくれ紫外線はケアを怠りやすく、後悔している女性も多いようです。
永富さんはケアの失敗から、日焼けダメージは蓄積しやすいと実感。一度炎症を起こすと、また炎症を起こしやすくなると感じているようです。そして、それは45歳を過ぎたあたりから顕著に表れてくるそうですよ。
アイスタイルが行った「女性の紫外線対策に関するアンケート」調査でも、紫外線対策を怠ったことで後悔した経験のある女性は8割以上という結果に。後悔の内容は「数年後にシミやそばかすになった」「シワやたるみが目立つ気がする」「日焼けした部分と日焼けしていない部分のコントラストが恥ずかしかった」など。どれもよくあるエピソードですよね。
UV-Bによるシミやそばかすリスクはもちろん、UV-Aの“かくれ紫外線”によるリスクも頭に入れておきたいもの。後悔しないためにも、今から万全の対策をしておきましょう。