「チャラ男」のイメージが強いオリエンタルラジオの藤森慎吾だが、現在、山下智久主演の金曜ドラマ「インハンド」(TBS系)に出演中。このドラマで大きくイメージチェンジを図りつつある。
「藤森が演じるのは、内閣官房サイエンス・メディカル対策室の一員・御子柴(みこしば)隼人。エリート官僚なのですが、まわりに流されやすく、自分の意思よりも上司や強い者になびく典型的な風見鶏キャラです。仕事柄ビシッとスーツでキメており、見るからに官僚らしく見えますが、弱々しい性格ゆえ、菜々緒演じる・牧野に度々からかわれますが、調査能力は仲間の中でも高く買われています」(女性誌記者)
藤森は2月22日配信の「インターネットTVガイド」のインタビューで、今回の役について「衣装もパキっとお堅い感じで、こういう格好をすることはあまりないので新鮮でうれしいです」と、経験ない役どころを素直に喜び「チャラ男な雰囲気を3%くらい残しつつ、キリっとし過ぎていない部分を僕なりに表現していけたら。視聴者の皆さんが『藤森ってこういう表情もあるんだ』って思うような、僕の新たな一面を見せられるよう役と向き合っていきたい」と、意気込みを語っている。
実際ツイッターでも「藤森さんの演技自然過ぎて最初誰だか分からなかった?」「藤森が違和感なくて思わずキャスト一覧で確かめちゃったよ。笑」と、あまりにもキャラとかけ離れた演技に驚きの声が上がっている。中でも多いのが「マスクしてる人かっこいいと思ったらオリラジの藤森だった。え、彼かっこいいの?」「今までチャラ男としか思えなかったのに急にときめきが……」「やばい 不覚にも お、イケメン?!って誰だろ、この俳優さん。思ってしまった~」と、スーツ姿の藤森に対し萌えコメントが殺到している。
「このところの藤森は、2016年東京マラソンに参加して初のフルマラソンにもかかわらず、なんと3時間53分51秒でゴールする快挙を成し遂げました。この時はネットでも“ただのチャラ男ならたぶん出来ない”などと男を上げています」(スポーツ紙記者)
同じく2016年に出演したドラマ「少女のみる夢」(テレビ朝日系)では、初の医師役に挑戦。白髪を加えた“老けメイクで、チャラ男キャラを完全に封印する演技を見せた。
“チャラ男を3%残した”キャラで、好感度を上げる藤森。新たなファンをどれだけ獲得できるのか。「インハンド」での、今後の演技にぜひ注目したい。
(窪田史朗)