よく世間的には「結婚したほうがいい」「結婚している人は人生の成功例」などといわれることがありますが、手相の世界ではそうとも限らないようです。それは、「結婚しなくてもいい」という人が存在するからです。
手相では、結婚は一般的に「結婚線」で見ることになります。結婚線とは、小指の下と感情線の間にできる線のことで、線が多いほど結婚の数が多くなるといわれます。でも今では「恋愛の末に結婚」することが主流なので、昔と比べると結婚線は単に結婚の数を表すだけでなく、「結ばれる数が多い」という見方もあるようです。また、結婚線は増えたり減ったり変化するといわれているため、結婚線があってもなくても、結婚できるかどうかは一概にはいえないようです。
手相といっても、なかなか難しいことは分からないケースもあります。そんな場合には、手のひらの筋の濃さによっても知ることができるようです。女性心理や女性の生き方を研究している櫻井秀勲さんの著書「女性が50代を後悔しない51のリスト」(PHP研究所刊)によると、手のひらの筋が濃い人ほど、昔からよく仕事をしてきた人、熱心に働いてきた人なので、これからも自分で働いてお金を稼いで生きるという意味で、結婚しなくてもやっていける人なのだそう。
一方で、手のひらの筋が薄い女性は、家庭にいて誰かを支えて生きていくほうが向いているとのこと。これも一つの参考になりそうですね。結婚を占う前に、まずは自分の手のひらの筋の濃さを確認してみるとよいかもしれませんね。