美容に関心のある女性なら、おやつに「くるみ」をチョイスすることもあるのでは? とはいえ、一般的に美容や健康にいいと聞くから食べてはいるものの、なかなか深いところまでは分かっていない人も多いかもしれません。そこで、くるみの美容効果と効果的な食べ方を紹介していきましょう。
薬膳料理家の阪口珠未さんの著書「西太后のアンチエイジングレシピ」(主婦の友社刊)によると、くるみは中国三大美女の1人といわれる西太后も大好物だったとか。とくに、くるみ汁粉が大好きだったそうです。
そんなくるみですが、脳の老化を予防したり、血液サラサラ効果のある良質な脂肪酸が豊富だったり、実はさまざまな健康効果が期待できるようです。中でも美容面を考えると、冷えに悩まされている方によく、腰やお腹を触ると冷たいという人にもいいのだそう。そして、お肌がカサカサな人もチェックしておきたい注目の食材なんだそうですよ。
また、薬石花房幸福薬局の幸井俊高さん監修「薬膳・漢方の食材便利手帖」(学研プラス刊)にも、くるみは肌荒れや便秘の改善にいいと書かれています。
前出の阪口さんによると、くるみはアーモンドやカシューナッツなどと一緒に、手のひら一杯を目安に食べるといいそうです。ここで紹介したくるみの美容効果を理解したうえで、ぜひおやつなどに取り入れてみてくださいね。