中学2年生でジャニーズ事務所に入り、1985年に4人組ロックバンド「男闘呼組」でデビュー。1993年6月30日付で活動休止となるまで、ベースおよびボーカルを担当していた高橋和也(当時は一也)。高橋はメンバー4人が主演していた舞台が終了すると同時に事務所から突然解雇され、一部週刊誌には薬物疑惑まででっち上げられた過去がある。
しかし、その後はご存知の通り役者として大成功。前クール放送の「日本ボロ宿紀行」(テレビ東京系)では、かつて「旅人」という大ヒット曲をリリースした“一発屋のポップス歌手”桜庭龍二を好演。元乃木坂46の深川麻衣演じるマネージャーに尻を叩かれながら、彼女の趣味である「実在するボロ宿」につき合わされ地方巡業する紀行ストーリーは、「孤独のグルメ」(テレビ東京系)のようにシリーズ化されるのではないかと予想されている。
また、放送中の「集団左遷!!」(TBS系)では、三上博史演じる三友銀行本店の人事担当・横山輝生にスパイとして子飼いにされていた、蒲田支店法人営業1課課長・花沢浩平を演じ、5月12日放送の第4話では横山との決別を図った結果、出向を言い渡される銀行マンの悲哀を見事に表現した。
「ジャニーズを辞めた、いわゆる“辞めジャニ”の中で、いちばん大成したのは『平家派』のメンバーとして『光GENJI』のバックダンサーを務めていた反町隆史と言われていますが、映画業界では高橋和也こそ第一人者だろうと言われているのだとか。高橋は温厚なサラリーマンからギラギラした極道者まで演じられる、演技の幅が広い役者としてスタッフからのウケも抜群だと聞いています」(女性誌記者)
6月28日公開の映画「ホットギミック ガールミーツボーイ」では、反町と共演する高橋。“辞めジャニ”2人はどんな演技を見せてくれるだろうか。