元テレビ朝日のアナウンサーで、今年4月にフリーに転身した宇賀なつみアナ。フリー第1弾となった仕事は、冠番組の「川柳居酒屋なつみ」(テレビ朝日系)。番組の内容は、宇賀アナがあこがれだった小料理屋の女将に扮し、常連客のムロツヨシとともにゲストを迎えて楽しいおしゃべりを繰り広げるというもの。“特技はお酒”と自ら主張し“テレ朝一の酒豪”として知られた宇賀アナに相応しいといえるだろう。
5月14日に放送された回には、現在同局で放送中の「緊急取調室」に出演しているドランクドラゴンの塚地武雅と俳優の大倉孝二が登場。この日はムロが“演劇の人はよく飲む”という話題で口火を切ると、塚地は「お酒って偉大」だと語り、宇賀アナは「飲まないと今日が終わった感じがしない」と酒豪らしく応えると、大倉も「わかるわぁ。認めてほしいわもう。『酒ばっか飲んで』みたいに思われるじゃないですか」との愚痴りに、一同頷いた。
「番組コンセプトとして本物のお酒を飲んでいるせいか、ムロもゲストも目の周りが赤くなり、頬は紅潮。塚地は『最近の若手は酒の誘いを断る』とぼやき始め『ごめんなさい、本当に酔ってる。“若い者”って言い出したら完全に酔っ払ってますもんね』と自嘲していました。また、今作から参加している塚地は、話題が『緊急取調室』に移行すると、キントリのメンバーだった故・大杉漣さんとの共演を楽しみにしていたことを話し始め、涙を拭っていました。5月21日放送回には、この続きが見られます」(芸能ライター)
キントリの今シーズン1話の最後に「大杉漣さんはこれからもずっとキントリの一員です」との追悼文が流れた。その言葉どおり、大杉さんはいつまでもキントリに存在を示し、語り継がれる名優だったと言えるだろう。