令和元年を迎えた今、平成から見た昭和がそうだったように、平成の30年間で起きたこともどんどん過去のものになっていきます。
例えば結婚式。昭和の時代には当たり前だったホテルウエディングや神前式も、平成ではハウスウエディングや人前式が主流になり、今ではすっかり定着しました。
全国でウエディングプロデュースを行うT&Gが行った、ウエディングプランナー500人へのアンケート調査によると、「花嫁衣裳のイメージといえば…」の問いに、昭和では「和装」が48%、「プリンセスライン」が40%、「Aライン」が9%という結果でした。ところが、平成になると「Aライン」が52%とトップに。次いで「スレンダーライン」24%、「プリンセスライン」18%となり、「和装」は消えてしまいました。
昭和の「和装」、平成の「Aライン」ときて、令和になったこれからは、どんなドレスが流行るのでしょうか? 最近話題なのが「マント風」といわれる、トレーンが肩から伸びているものです。さらに、「オフショルダー」や「ロングスリーブ」、「フラワーモチーフ」のアップリケが施されたデザインなども人気のようです。「マーメイドライン」も再熱のようです。
また、結婚式については、いわゆる「地味婚」の流れもあり、これまでの豪勢なものとは別のところで、新たなスタイルが定着するかもしれませんね。令和スタイルのウエディング、今後どうなるか楽しみですね。