お笑いタレントのヒロシが5月22日にツイッターアカウントを更新し、自身に密着取材した“某番組”の予告内容に怒りをあらわにしている。
かつて自虐ネタを散りばめた「ヒロシです…」のネタで一世を風靡し、「エンタの神様」(日本テレビ系)を始め、多くのバラエティー番組から引っ張りだことなっていたヒロシ。現在ではテレビ出演の機会は激減し、自由とやりがいを求めてユーチューバーとして活躍している彼だが、どうやら“某番組”から敬意を欠いた扱いをされたことで激怒している様子だ。
「俺は一発屋だと言われるのが嫌で、頑張って今のクソ忙しい状況を作った」と書き出し、続けて「先日、俺の今の成功を純粋に密着したいと某番組からオファーを受けた。一発屋の内容ではないと。予告を観たらあの一発屋が大儲けという見出し。ガッカリだわ。全てではないが、テレビは安易で嘘が多すぎる。レベルが低すぎるわ。」とツイート。事前の取り決めとは異なる“一発屋”としての観点から番組を構成されたことに憤慨している。
「ヒロシが激怒した“某番組”とは何を指すのか、という話題でネット上は大盛り上がりを見せていますが、一部では5月29日放送予定の『梅沢富美男のズバッと聞きます!』(フジテレビ系)ではないか、との疑惑が浮上しており、同番組公式サイトには“芸能人Hがアウトドア新ブームでボロ儲け年商○億円!?”との文言が添えられています。ヒロシは趣味のキャンプを楽しむ動画を継続的にYouTubeチャンネルへアップしており、アウトドアに特化した内容が好評を博しています。チャンネル登録者は38万人を超えており、広告収入だけでも毎月およそ300万円以上は稼いでいると言われています。テレビ業界は、ヒロシのように最早テレビの世界に頼る必要性が無くなったタレントへの扱い方を慎重に考えなければ、いつでも今回のような“反撃”を受けてしまう可能性があることを知るべきかもしれませんね」(テレビ誌ライター)
キャンプを楽しみ、それを発信することで経済的にも精神的にも安定を得るに至ったヒロシ。そんな充実した日々に水を差す失敬な扱いには、さすがに我慢の限界に達したといったところだろうか。
(木村慎吾)