平均視聴率6%台に低迷しているサスペンスドラマの「あなたの番です」(日本テレビ系)。同作の主演を原田知世と共に務めている田中圭が、早くも同作を“黒歴史化”しているという。
その田中は5月31日から全国公開されるハリウッド映画「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」にて日本語吹替キャストの一人を務めており、5月27日には東京・新宿歌舞伎町で行われたカーペットイベントに出演。報道陣の求めに応じて「ガオー!」と吼えるなど、サービス精神旺盛なところを見せていた。
そして5月28日発売の「週刊朝日」では表紙を飾っており、中面のグラビアにも出演。スーツ姿でばっちり決めているのだが、そこで紹介されているプロフィールについて芸能記者が首をひねる。
「同誌に掲載されたプロフィールでは話題作となった『おっさんずラブ』(テレビ朝日)や今回のゴジラ映画について触れている一方で、ドラマ『あなたの番です』についてはまったく言及がないのです。しかし芸能人のグラビアを掲載する場合、現在出演中の番組を紹介しないことなど通常はあり得ません。雑誌出演では所属事務所による事前の原稿確認が常識で、プロフィールの手直しもよくあること。それにも関わらず『あなたの番です』が記載されていないことには、なんらかの意図を感じてしまいます」
8月23日にはドラマ版の1年後を描く映画「劇場版 おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~」が公開予定で、田中サイドではそちらを強調したいのかもしれない。しかし「あなたの番です」に関しては明らかに“黒歴史化”の意図が感じられるというのである。
「田中の公式ページでは、出演ドラマのリストがなぜか、18年10月期の『獣になれない私たち』(日本テレビ系)で終わっています。この1月期にはドラマ出演がなかったので、あえて『あなたの番です』だけを外している形なのです。トップページには番組の公式サイトに飛ぶバナーが貼られているものの、この手のバナーはいずれは新しい作品に差し替えられるもの。それゆえ田中サイドが『あなたの番です』をできるだけ目立たないようにしていると思えてなりませんね」(前出・芸能記者)
低迷ぶりばかりが話題になる作品は、プロフィールに残しておきたくないということなのだろうか。
(白根麻子)