広瀬すず主演のNHK朝ドラ「なつぞら」の5月31日の放送に、なつ(広瀬)が世話になった北海道十勝で酪農を営む柴田家長女・夕見子(福地桃子)から電話がかかってくるシーンが登場。“夕見子ロス”の視聴者から、喜びの声が上がった。
「今回は、なつが映画会社の試験に受かった吉報を知った夕見子が、一人暮らしをする札幌の公衆電話からなつが働く川村屋に電話をかけてくる。『おめでとう、なつ』となつを祝福するも『負けんな。中に入ったら、とにかく負けんな。負けたらつまらんぞ』と夕見子節が炸裂。相変わらずの“ツンデレぶり”に『相変わらずナイスキャラ。ツンデレはじいちゃん譲り』『じいちゃんそっくりなゆみこwww』『ゆみこ、もっと出て欲しいなぁ』と行ったコメントも寄せられています」(女性誌記者)
北海道十勝編が終わり、なつは東京へ。北海道大学に合格した夕見子は札幌へ。離れ離れになった夕見子が2週間ぶりの登場。優しく健気な王道ヒロインなつがいる一方で、自由を追い求め我が道を行き、なつにもはっきりモノを言う夕見子は、視聴者から“もう一人のヒロイン”と呼ばれ人気も高かった。夕見子を演じる福地自身も「夕見子の発する言葉に、愛着もあります。何より、私自身が夕見子のセリフに勇気づけられることが沢山あるので、今、自分がこの役に出会えた意味を大事にしながら演じています」と話している。
「福地は昨年4月期に連ドラ『あなたには帰る家がある』、7月期『チア☆ダン』(共にTBS系)に出演。朝ドラは『べっぴんさん』『わろてんか』『半分、青い。』に続いて4度目の挑戦で初出場を果たし、『ネクストヒロイン』とも言われるヒロインの姉妹役を射止めました」(前出・女性誌記者)
福地は「Vシネマの帝王」と呼ばれた俳優・哀川翔を父に持つ5人兄妹の末っ子。3歳の頃から父の仕事場へも顔を出し、生きた演技を目に焼き付けてきた。
「芸能界入りのきっかけは、2014年に放送された父の主演するドラマ『借王シャッキング~華麗なる借金返済作戦~』(テレビ東京系)に娘役で共演。本格的に芝居に興味を持ち、憧れのガッキーこと新垣結衣の事務所へ3年前に入っています。『なつぞら』には今後も出演する予定。もう一人のヒロインとして、何をしでかすか目が離せそうもありませんね」(夕刊紙記者)
朝ドラ人気で、ついにブレイク。いずれは父・哀川翔との共演も観てみたいものだ。
(窪田史朗)