兄弟俳優として有名な高嶋政宏と政伸。かつては、芸能ファミリーのパイオニア的存在で、父・忠夫、母・寿美花代の4人でファミリーコンサートを定期開催ほど仲のいい家族として知られていた。後に、忠夫がうつ病やパーキンソン病を発症し、しばしばその闘病生活がドキュメンタリーとして報じられるものの、仕事復帰には至っていない。
そんな中、政宏と政伸兄弟には確執があり、現在は共演NG状態になっていると6月4日発売の「女性自身」が報じた。
記者の直撃を受けた政伸は「(確執に関して)僕はそんなことはないと思いますよ」とやんわり否定。共演NGについては「(兄と同じく所属している)事務所の方針だと思う」と答えた。
しかし、別の日に直撃された政宏は、確執については否定したものの、共演については「事務所の方針というよりは、身内はやりにくいということだと思います」と答えた。
芸能ジャーナリストは「政宏と政伸は、好青年キャラを打ち破っただけ」と分析する。
「2人はおしどり夫婦のよき息子を続けてきましたが、政宏は自身の性的嗜好をカミングアウト。政伸はクセのある悪役を怪演する個性派俳優に成長しました。だからこそ今は、仲良し兄弟ではなく、それぞれの個性を伸ばしたいと共演NGにしているだけのことでしょう」
兄弟共演NGは、それぞれの個性を前面に出す路線に変更しただけだったようだ。