6月12日に放送された「水曜日のダウンタウン」(TBS系)に、タレントの板東英二が出演するも、出演シーンが大幅にカットされたことが様々な憶測を呼んでいる。
この日は「中継先にヤバめ素人が現れてもベテランリポーターなら華麗にさばける説」として、吉村明宏や中村ゆうじといった長い芸歴を誇るベテランリポーターに、偽中継先からリポートさせ、そこに挙動不審な一般人が絡んできたらどう対処するかを検証する、といった趣旨の内容を放送した。
「リポートの途中で、ちょっと様子の変なおじさんが中継現場に割り込んでくるというものだしたが、突然のハプニングにもリポーターの方々はさすがベテランといったところで、実に見事に対応してましたね。特にミスターちんの対応は素晴らしかったです。自分に身の危険があるかもしれない状態にもかかわらず、ヤバイ一般人にも優しく対応し、川から出てきたときは『タオル持ってきてあげて』と、スタッフに連れて行かれる場面でも『雑に扱わないで』と、非常に優しい対応でした」(テレビ誌ライター)
ミスターちんの対応にはネットでも「神対応!」「ちんさん優しすぎる! 突然この対応はなかなかできないよ」「ちんさん再ブレークの予感」と、絶賛の声があがっている。
ところが、最後のリポーター・板東英二のシーンでアクシデントが発生してしまった。「リポート中の板東さん、ヤバめな一般人が割り込んでくると、むっとした表情でカメラにはハッキリは映ってないのですが、身体の動き方からして、この一般人役の方を手で押してましたね。けっこう強めに。その後、険しい表情の板東さんがこの人に向かって行こうとしたところでVTRは終わってしまいました。これ以上は放送できないということでしたが、はたして板東さんは何をしたんでしょうかね」(前出・テレビ誌ライター)
番組では後半のシーンは早送りで放送され、何が行われているのかを“ボカした”形であったが、出演したお笑い芸人の陣内智則は「これは放送できないかもしれない」とコメント、他の出演者も驚きの表情を見せていた。
ネットでは「早送りシーン、停止して見てみると、板東がヤバめな人に突っかかるところをスタッフが間に入って必死に止めてるように見えるなあ」「板東さんマジギレしたっぽいな」「殴っちゃったのかな? 坂東さん、放送されたシーンでも小突いてたように見えたけど」「昭和なら放送できたかもしれんが、令和では無理だわ(笑)」といった声があがっている。
また、仕掛け人男性がミスターちんの対応に、感激した様子について「収録順は板東英二の後だったんじゃないか?」との指摘もあったが、いずれにしてもしばらく多くの人が存在を忘れかけていた「ミスターちん」が脚光を浴びた放送となったようだ。
(石見剣)