6月17日、窪田正孝が主演する月9ドラマ「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~」(フジテレビ系)の最終回が放送され、平均視聴率13.8%。最高視聴率を更新して有終の美を飾った。
「ヒロイン杏(本田翼)の父がうつではなく、低髄液圧症であることを見抜いた放射線技師の五十嵐唯織(窪田)。急遽治療が必要になり、杏は父を救うために経験のない療法に踏み切るもののプレッシャーから針を刺すことができない。そんな杏の腕をとって『代わります』と呟く唯織。『技師が医療行為をするのは医師法違反だぞ!』と咎める声が上がるも『大丈夫です。僕は持ってます』と医師免許を持っていることをついにカミングアウト。これには『鳥肌立った』『カッコ良すぎて死にそう』などのコメントが殺到。最終回のこのタイミングでのカミングアウトで、一気に視聴者の心を掴んだようですね」(テレビ誌ライター)
さらに終盤には、“胸キュン”シーンも用意されていた。
「世界一の技師を目指すために、杏に内緒でアメリカに旅立つ唯織。それを知り追いかけ再会した唯織に『あなたが手出しできないくらい、優秀な放射線科医になってみせます。だから、必ず帰ってきてください』と告白するシーンも登場。往年の月9を思い起こさせるシーンにも注目が集まりました」(前出・テレビ誌ライター)
そして衝撃が走ったのは、番組のラスト。唯織がアメリカに旅立ち、エンドロールが終わるのと同時に、視聴者の間では衝撃が走った。
「機内にいる唯織と共に次回予告ならぬ『特別編 2時間SP 6月24日月曜よる9時』のテロップが表示されるや『特別編くるぞっ!!!』『うああぁぁ!!!特別編!!!またラジエーションハウスに会える!!!』といったコメントがネット上に躍りました」(エンタメ誌ライター)
番組の公式サイトにも「次の舞台は空の上!唯織の旅立ちの先に何が見えるのか!?残された技師メンバーは!?多くのファンの皆様からの声援にお応えし、特別編の放送が決定しました!」とコメント。これには、フジテレビの強気の戦略が見え隠れするという。
「月9ドラマ、4作連続二桁視聴率を達成。月9から生まれた映画『劇場版コード・ブルー-ドクターヘリ緊急救命-』はなんと興行収入90億の大ヒット、続く『コンフィデンスマンJPロマンス編』も大ヒット中です。『ラジハロス』が起きる最終回の翌週を狙って放送すればSNSでの話題も十分。もしヒットすれば、シーズン2、映画化も視野に入れているのかもしれませんね」(前出・エンタメ誌ライター)
復活を目指すフジテレビにとって、果たして“3匹目のドジョウ”となるのか!?
(窪田史朗)