6月30日に放送された番組「ワイドナショー」(フジテレビ系)で、闇営業による反社会的勢力からの金銭授受問題で謹慎処分に受けている「雨上がり決死隊」の宮迫博之について言及。番組の平均視聴率は二桁の10.1%を記録し、改めて注目度の高さが浮き彫りになった。
「番組でコメンテーターを務める松本人志が、3週間前に宮迫と電話で話し『(ノーギャラ主張は)無理やで。世間がそれを誰も信じない。そこでウソをついたら、何もかもウソやと思われる』といったにも関わらず、ハイハイと言うだけで伝わらなかった事実を明かし『何か悲しいな』とコメント。これに対して、『泣いた。中居くん、松っちゃんにあんな顔させないでよ。宮迫、まじ戻ってくんな。許さない』『売れて偉くなって色々変わったな宮迫』といった声がネットには寄せられています」(テレビ誌ライター)
さらに一昨年8月の不貞騒動にも触れ、「中途半端に誤魔化すことができたっていうのが、こいつにとって良くなかった。今回も乗り越えられるという甘い認識がある」と指摘。キレ気味の松本が、声を荒げて「だからもう、あいつはクビでいいと思うんです」と一刀両断。松本がそう言うには、あるわけがある。
「松本と宮迫は、現在バラエティ番組『松本家の休日』(ABCテレビ系)で共演。ところが今回の件で、休みを返上して宮迫抜きバージョンの収録をするなど、現場はてんやわんや。今回の事件の余波があちこちに出ていることから、ジョークっぽく言いつつも半ば本気という様子で“あいつはクビでいい”といった発言が出たのでしょうね」(前出・テレビ誌ライター)
そんな中、心配されるのが、宮迫の相方・蛍原徹である。
「蛍原は、6月30日に放送された番組『競馬BEAT』(カンテレ系)のMCを務めるために久々に姿を現しましたが、笑顔はなく硬い表情。番組の中で件の話題に触れることはなかったものの、心労を心配する声が上がっています」(スポーツ紙記者)
宮迫の謹慎に伴い、降板する番組が相次ぐ中、看板番組「アメトーーク!」(テレビ朝日系)では番組打ち切りも囁かれている。そんな中、ある秘策を口にする声もある。
「『アメトーーク!』は、テレ朝の看板番組でもあるため、なんとか存続させたいのがテレ朝の本音。6月30日に配信された東スポWEBでは、MC蛍原一人に任せ、番組名を『ホトトーーク!』にするのではないかといった窮余の策も出ました。テレビ朝日は番組名の変更については否定していますが、宮迫の復帰のめどが立たない今こそ、キャリア充分の蛍原がピンのMCとして活躍するいいチャンスなのかもしれませんよ」(放送作家)
宮迫の窮地は、蛍原のチャンス?
蛍原には是非、ピンチをチャンスに変えて欲しい。
(窪田史朗)