暑さが本格化してくると、休憩がてらカフェに入って冷たいドリンクを飲むという機会が増えるのではないでしょうか。でも、もしあなたがダイエット中ならば、オーダーするものには気を付けたいもの。カフェのアイスドリンクメニューは、甘みのあるものが多いので注意が必要です。「ホットならショートサイズにするけれど、アイスならグビグビ飲めちゃうから大きなサイズで」となると、必要以上に糖質や脂質を摂取してしまいます。ドリンク以外にスイーツを頼むのであれば、なおさら注意が必要です。
食事をするのであれば、無糖のアイスコーヒーやアイスティー、緑茶や麦茶など、甘みのないものを選ぶことをオススメします。食後のデザートとして頼む場合、また休憩がてら甘いものを飲みたい場合などには、次のようなポイントを押さえるといいでしょう。
■アイスシェイクはバニラ系よりヨーグルト系
バニラ味やアイスクリームが入っているものは、糖質と脂質が豊富に含まれています。ヨーグルトなら肌や筋肉の主な原料であるたんぱく質を摂取することができ、腸内環境を整える助けにもなります。ですから、低カロリーで代謝アップにも役立つヨーグルトドリンクを選びましょう。
■アイスクリームよりも氷スイーツを
アイスクリームは脂質が多いですが、氷菓子は大部分が水分のため低カロリーです。トッピングやソースが少ないものを選ぶと、さらに低カロリーになります。例えば、アイスがトッピングされているメロンソーダよりも、氷を砕いて作ったコーヒーシェイクの方がよりオススメです。もちろん、シェイクにはシロップを追加しないようにしましょう。
■水分補給ができているならホットドリンクを
カフェでのドリンク以外にしっかり水分補給ができているのであれば、カフェで冷たいドリンクをたっぷり飲む必要はありません。涼しいカフェで、甘みのないホットラテをゆっくり味わってはいかがでしょうか。摂取量自体を減らすことができ、内臓の冷えによる代謝の低下を防ぎやすくなります。
冷たくて甘くて美味しいドリンクが目を惹く季節ですが、それよりも三食でしっかり栄養バランスを整えた方が、代謝を高めて体脂肪を燃やしやすくなります。たまのご褒美や付き合いなどで飲まなければならない場面があれば、ぜひ選ぶポイントに注意して楽しんでくださいね。
(美容・健康ライター Nao Kiyota)