7月21日に投票日が迫った参議院選挙。投票に向けて連日、熱心な選挙戦が繰り広げられている。そんな中、タレントの吉木りさがツイッターで大胆発言を行った。
「7月11日のツイッターで『ご近所迷惑も気にせず選挙カーで必死に声をかけている人を見ると、投票する気が失せるというか、逆効果でしかない気がしてなりませんよね…』と言うつぶやきをアップしました。リツイート欄には『全くその通りだと思います』『その通りです!保育園に限らず、病院でも騒音に驚いた患者さんが転倒して怪我することもあります』など賛同意見が多く寄せられました。吉木は今年の6月3日のブログで第一子を授かったことを報告。今年の秋に出産予定です。今回のつぶやきは、やがて来る子育てにも思いを馳せてのことなのでしょうね」(エンタメ誌ライター)
そんな彼女だが実は、政治とは縁があるのだ。
「吉木はインターネットチャンネル・DHCテレビの番組『ニュース女子』にレギュラー出演。この番組は各方面の論客たちが、女性にも楽しく分かりやすくニュースを解説。論客と女性タレントやエキストラの一般人女性が、時事問題について語る。時には沖縄の米軍基地反対運動に切り込むなど、“タブーなしの時事トーク番組”として注目を集めています」(放送作家)
吉木は昨年7月18日に配信された「東スポWEB」で、「ニュース女子」にレギュラー出演するタレントとして取材を受けている。「政治に興味を持たないのはもったいないと思います。政治って自分につながるんですよ。お金とか人生につながると思うので、もっと政治について話して自分の考えを持ち、投票したりすればいいなと思います」と持論を展開。政治への興味を語った。
「インタビューでは、なんと吉木の政界進出についても質問が飛び、『将来政治家に、なんて野望も?』という質問に『出馬欲はないです! 私にはそんな器はないです(笑い)』と答えていました」(前出・エンタメ誌ライター)
今回の選挙カーへの苦言は、ただの“苦情”ではなく、政治への関心があるが故の提言とも受け取れそうだ。“選挙カーが逆効果”など、何かと叩かれやすい芸能人なら、言いたくてもなかなか言えないのが現実。本人は否定しているが、立候補すれば意外とママ層から支持を得られそうなのだが…。
(窪田史朗)