情報番組「スッキリ」(日本テレビ系)でMCを務めるお笑いコンビ「極楽とんぼ」の加藤浩次の怒りが収まらない。
7月20日にお笑いコンビ「雨上がり決死隊」の宮迫博之と「ロンドンブーツ1号2号」の田村亮が開いた謝罪会見を受けて、加藤は22日放送の「スッキリ」で「大崎(洋会長)さんと岡本(昭彦社長)さんを怖がっている状況がずっと続いてきた」と発言。さらに「これからもそれが続くと思ったら、僕はこの会社にいられない。この体制が、今の社長、会長の体制が続くんだったら、僕は吉本興業を辞める」と顔を真っ赤にして声を荒らげた。
その日の午後、岡本社長による会見が行われたが、会長、社長ともに減俸こそ発表したものの辞任は否定。翌日7月23日放送の「スッキリ」で、加藤は同日夕方から大崎会長と面談する予定であると明かし「取締役が変わらない限り、僕は会社を辞めると昨日言ったんで、その旨を伝えようと思っています。僕が芸能界でどうなるのかは、それからかなと思っています」と覚悟を感じさせる言葉を残した。
「加藤の相方の山本圭壱は、06年に当時10代の少女に対する飲酒行為と性的暴行で、吉本から契約解除を通告され、16年になって再度契約をした経緯があります。確かに山本は不祥事を犯しましたが、再チャレンジを認めずに放り出す冷たい会社で、決して“ファミリー”なんかではないという思いがあるのでは。安い給料でこき使い、問題が起これば切り捨てる。そんな会社の体質に憤りを感じているのかもしれません」(芸能ジャーナリスト)
契約書も交わさず、自身のギャラさえ知らずに働かされることに今、加藤だけでなく吉本芸人の不満が爆発しているようだが果たして…。