6月7日発売の「フライデー」で宮迫博之や田村亮をはじめとする吉本興業所属の芸人らが、振り込め詐欺グループの宴会に出席し金銭を受け取るなどした、いわゆる「闇営業」の様子が写真付きで報道されてから、2カ月が経とうとしている。今では「闇営業」の事実より、吉本興業の「お家騒動」のほうが連日報道されているが、当初ほど伸びない番組視聴率を見るかぎり、実は世間はすでにこの問題に飽きているのではないかと分析する声も上がり始めている。
しかし、7月28日放送の「ワイドナショー」（フジテレビ系）で松本人志が語った、加藤浩次がMCを務める「スッキリ」（日本テレビ系）に「出るでって。何かあったら全然出るし」と宣言したことは話が別のようだ。
「闇営業を発端に、吉本興業の経営陣が変わらなければ退社すると宣言した“加藤の乱”も、7月29日放送の『スッキリ』で、加藤が占いコーナーからのひと言アドバイスに絡めて『俺も無難に行くか』と発言したことで一気にトーンダウン。高みの見物気分で“加藤の吉本退社”に注目していた世間にとって、この状況は面白くないでしょう。松本も7月28日放送の『ワイドナショー』で、吉本興業の膿を出しきらなければ芸人全員を連れて会社を出て行くと、退社覚悟宣言をしましたが、この宣言より前出の『スッキリ出演』のほうが実現の可能性がはるかに高い。ネット上で『毎日吉本のお家騒動ばかり聞かされて疲れた』『加藤の吉本退社もなさそうだから、松本の吉本退社なんて絶対ないわ』『せめて松本と加藤がスッキリで対談してよ』『加藤と松本が並ぶ絵ヂカラに期待』といった声があがるのも当然でしょう」（女性誌記者）
急速に収束に向かう今、果たして松本と加藤の「スッキリ対談」は実現するのか。
